【新唐人2012年6月8日付ニュース】近日、中国の有名歌手湯燦に15年判決が下されたとの情報がネット上で流れています。湯さんは複数の高官と親密な関係にあったとして、去年の年末から取調べを受け、それ以来行方不明になっていました。今年37歳で中国の民謡クイーンと呼ばれる湯さん。判決のうわさが流れると瞬く間に広く転載され、メディアも盛んに報じています。人気歌手が取調べを受けた背景にはどんな秘密があるのでしょうか。
NTD評論家 趙培
奢尚集団中国事業部の総監督が微博に暴露した情報によると、2011年末調査を受けた女性歌手湯燦が15年判決を下されたそうです。
ネット上で広く転載された。この微博の内容は次のとおり、「湯燦 女性 37歳 2011年末より、中央紀律委員会から取調べを受け、昨日15年判決を受けた。収賄および複数高官の愛人、スパイ行為による反逆罪」。中国の記者が湯燦の助手に確認したところ、「嘘だ」との一言が返ってきました。
人気絶頂の湯燦が失踪して半年、消息が途絶えています。2011年12月、北京の陳永苗弁護士は微博で、「歌手湯燦が中央紀律委員会の取調べをうけている」と伝えました。それからは湯燦に関する各種風聞が絶えませんでした。百度百科で公表している湯燦の活動記録も2011年3月25日、「中国漢陰第六回菜の花祭開幕式に参加」で止まり、その後は更新されていません。これに対する事務所の返事は「湯燦は忙しい」とのことでした。
章子怡と薄熙来のスキャンダルを報じた博訊網は、湯燦は中紀委の取調べを受けているが、判決はまだだと報じました。中紀委の調査で湯燦が10数人の高官と関係を持っているのが判明し、中には薄熙来も含まれているそうです。もう1人は公安部副部長の李東生、CCTVの副局長在任中に湯燦と関係を持ち、湯燦の人脈で公安部副部長に昇進したそうです。
しかし事実上は李の昇進は湯燦とはほとんど関係なく、血債派の後継者の需要からです。ただ 湯燦は複数の血債派の官僚に近寄りすぎたので、多くの内幕を知っていると疑われ、中紀委の注意を引いたのです。
李東生は現職610弁公室の頭目です。だから副部長で「正副級」待遇なのです。李東生はCCTV副局長のとき、「610弁公室」の主任で、これもCCTVが当初大々的に法輪功に対する中傷を展開した原因でもあります。610弁公室主任・劉京が引退してから、弾圧を続けるための跡継ぎに血債派は李東生を抜擢し、「610弁公室」主任にしたのです。この主任の座は正真正銘の「正部級」です。李は公安部門ではないため、公安部門を指揮して、法輪功弾圧を行うには不便なので、周永康は後に宣伝部副部長だった李を公安部に入れて副部長にしたのです。
周永康の計画では、薄熙来に政法委員会書記を継がせ、李東生を610弁公室主任および公安部部長にして、全力で中国の民衆、特には法輪功への弾圧政策を維持したかったのです。しかし王立軍の裏切りは周永康の夢を粉々に砕きました。孟建柱に第18回党大会前に、政法委員会の実権が引き渡されました。
<span style="" font-family:="" 'ms="" p????',="" ????',="" '??????="" pro="" w3';="" line-height:="" 20px;="" text-align:="" left;="" font-size:="" medium;="" ""="">(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)